今年も、あと、2ヶ月くらいに、なりました。
すぐに、クリスマスや正月が、来そうですね。
久しぶりに、大好きな漫画家の弘兼憲史さんのエッセイ本を、読みました。
○「気にするな」 弘兼憲史 著 新潮新書 680円
という本です。
サラリーマン時代は、弘兼さんの本は、マンガも、含めて、よく、読んでいたのですが、自分で、独立起業してからは、あまり、読んでいませんでした。
久しぶりに、読むと、やはり、とても、勉強に、なりました。
ご存知のように、弘兼さんは、「課長 島耕作」などのマンガで、大ベストセラーを、連発している、現在の日本で、トップの漫画家です。
自分の夢を、どんどん、実現していった、「夢(願望)実現」の達人でも、あり� �す。
子供の頃からのご自分の夢を、どんどん、実現させた人物なのです。
精神世界にも、造詣が、深い印象を、受けます。
以前、「ハロー張りネズミ」というマンガで、いわゆる、UFOや宇宙連合のような意識の集合体の話が、でてきて、ビックリしたことも、ありました。
その弘兼さんが、いわゆる、「夢(願望)」について、エッセイの中で、語っていました。
興味深かったので、紹介しますね。
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いつの頃からか、よく、目や耳に、するようになった、
「夢は、諦めなければ、いつかは、かなう」
というフレーズが、あります。
スポーツ選手や芸能人が、こういうことを、よく、口にします。
人前で、発言する影� ��力のある人が、悲観的なことばかり言うのは、いいことではないと、思いますから、前向きなメッセージを、送ることを、一概に、否定は、しません。
それでも、それは、良し悪しだと、思うのです。
多くの人は、現実を、いずれ知ります。
自分は、野球選手になれない。
パイロットには、なれない。
何が福祉で貧困の子供たちはどうなるのでしょうか?
アイドル歌手には、なれない、と。
だから、基本的には、
「夢は、かなわないことのほうが、多い」
ことを、教えたほうが、いいのではないかと、思います。
別に、幼稚園児に、そんなことを、言えとは、いいませんが、物心が、ついた頃ならば、いいのでは、ないでしょうか。
そこを、誤魔化されたまま成長するから、
「こんなに、頑張ったのに、認めてもらえない」
という未熟な大人が、増えるのです。
「こんなに、夢持っているのに、どうしてなの?」
「こんなに、頑張ったのに、どうしても、だめなの」
という人に、対しては、
「あんたより、もっと、頑張った奴が、 いるからや」
という簡単で、明確な答えは、あるのですが、それを、あまり、人は、言いたがりません。
これは、サンタクロースの問題に、似ています。
子供が、何歳のときに、
「実は、サンタクロースなんか、いないよ」
と教えるべきか。
結局、多くの場合、親は、教えていなくて、自然に、わかってくれるだろうと、思っているわけです。
私は、小学校低学年の時に、
「どうやら、サンタクロースは、いないな」
と気づきました。
(中略)
なんと、夢のない奴だ。
そう思われるかも、しれません。
サンタクロースの存在を、信じているかどうかと、夢を、持てるかどうかは、まったく別次元の問題です。
一定の年齢に、達しているのに、夢みたいなことを、信じ� �いることに、大した意味は、ありません。
現に、小学生の時に、サンタクロースを、信じなかった、私のような人間が、どういうわけか、小学校の時の夢だった仕事に、就いて、夢のある作品を、描いているのです。
逆に、サンタを、信じていた、純粋な少年でも、大人になってから、法を犯す人間に、なってしまうことだって、あるのだから、関係ありません。
学校における薬物教育によってそこにすべき
誤解してほしくないのは、私は、子供を、現実で、がんじがらめにしろと、言っているわけでは、ありません。
思うに、サンタを、実現させたいというのは、子供よりは、親の満足の問題でしょう。
「将来の安定を、考えて、僕は、公務員を、目指す」
というふうに、夢のないことを言う子供を、肯定は、しません。
そういう子供は、親を、満足させるために、言わされているわけであって、その点では、
「サンタクロースはいる」
と親に、調子を、合わせている子供と、同じことです。
私自身、子供の頃は、
「医学部に入れ」
としきりに、言われたものです。
親戚に、医者が、多かったからです。< /p>
最初は、
「嫌だ」
と反抗していましたが、親が、不機嫌に、なるので、
「わかった。がんばる」
と言いながら、漫画を、買っていました。
内心は、
「誰が、医者になんか、なるか」
と思っていたものです。
もちろん、基本的には、
「夢は、かなう」
と思ってたほうが、モチベーションに、つながるので、良いとは、思います。
最初から、
「夢は、夢でしかない」
と思ったら、みんな、やる気も、何も、なくなります。
でも、できない場合もある、むしろ、そういう場合のほうが、多いくらいだということも、きちんと認識は、すべきです。
それでは、どうすれば、いいか。
若い人、特に、仕事を、選ぶくらいの年代の人に、言っておきたいのは、
� �夢を持つなら、期限を、つけろ」
ということです。
例えば、東京芸大を、
「石の上にも、3年」
どころか、30歳、40歳になっても、受けているような人が、時々います。
他人の人生とはいえ、
「ええかげんにせえ」
と言いたくなります。
やはり、ある程度、自分の中で、区切りをつけないと、きりが、ありません。
自分を、律する。
「自律」
というのは、とても大切です。
なぜ子供たちは、社会や学習の遅れを持っています
自分を、律するためには、客観的に、自分を、見ることが、できないと、だめです。
自分は、本当に、優秀なのかということを、判断できなくては、いけない。
いくら、絵を描きたい、漫画家になりたいと、思っていても、果たして、本当に、自分に、向いているかどうか、自分が、思っているだけで、周りから見たら、
「あいつ、絶対、向いていない」
という場合も、珍しくありません。
(中略)
自分の夢というのは、主観の世界に、過ぎません。
それは、大切なことですし、排除することは、できません。
しかし、客観も、同時に、頭に入れて、総合的に、判断する癖を、つけなくては、いけな いのです。
☆「気にするな」 弘兼憲史 著 新潮新書 より引用
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どうですか?
凄く、現実的な意見ですね。
私自身も、ある適度、夢を、叶えてきたほうだと、思いますが、今、考えてみると、弘兼さんのように、主観と客観の両方を、重視していました。
また、ある程度は、夢には、期限を、決めて、集中して、がんばったりしていました。
やはり、人間は、集中して、がんばろうと、思ったら、期限を、決めたほうが、いいような気がします。
そういえば、有名な「ワタミ」の渡邉美樹会長も、
「夢に、日付を」
と言っていましたね。
皆さん、もし、実現したい夢が、あったら、
「夢に、期限を」
とい う姿勢で、やってみてください。
そこから、集中力が、生まれ、夢(願望)が、実現する確率も、高くなると、思います。
☆マンガの「社長 島耕作」、現在、「週刊 モーニング」で、連載中ですが、とっても、面白いです。特に、日中関係が、わかりやすく、描かれていますね。
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トーマ
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